Archive for 6月, 2011

スクランブル交差点を走って渡った、そしたらあまりの勢いだったのか、
ゲイのバックから財布が落ちた、らしい。その時私は全然気がつかなかった、
大金が入ってるわけではないけど、やっぱり落としたら困るものが、
たくさん入っている。
キャッシュカード、暗証番号のメモ、クオカード、スペアキー、
なぜか私はスペアキーを財布に入れている。
で、後ろから「ちょっとーすみませーん」って大きな声が聞こえるな
とは思っていた、
まさか私に言っているとは思わなかったし、なんだろうなー
とちょこっと思っただけ。
そしたら、ちょっとー、まだまだ呼ぶ、もしかして私?
なんて後ろを振り返ると、えー私みたい、え?なに?何?
するとその人は私の財布を振りかざしてはぁはぁいいながら
走って付いてくる。
ようやく立ち止まった私はそのひとの方へ近寄って、
「あ、財布、あれ?」「出合い交差点で落としましたよ、ずっと追いかけてきたんだけど
中々気がついてもらえなくて、」
「ありがとうございます。」「いえいえ、あー良かった、では。」
言って去って行った。とっさに私は「待って下さい」
こんどは私が追いかけた。
なんだかとてもいい人で一瞬で好きになってしまった。
さっと財布からスペアキーを出してその熟女に渡した。
笑顔とともに。

彼女と付き合って、6年になる。
もう長く一緒に暮らしていて、
今は同じ名字も名乗っているが、入籍はしていない。
6年前、友達に誘われたパーティで、
俺は受付をしていた。
そこに彼女がやってきたのだ。
でも、俺は受付をしていたため、ほとんど話せなかった。
二次会はダーツ。
無料人妻・熟女不倫出会いサイトはダーツに夢中で、彼女はダーツをせずに、
ずっと友達と飲んでいた。
帰りに顔を合わせ、
「あまり話せなかったね」と俺は言った。
「私、ダーツしたかったんだけど、全然できなかったよ」
と彼女は言った。
「え。嫌いなんだと思ってたよ。じゃあ、今度一緒に行こうか?」
それが、彼女との出会い。
それから俺たちは、付き合い始めた。
彼女は当時、モデルの卵だった。
それから売れ始め、今は俺がマネージャーをしている。
ダーリン、迎えに来て。
ダーリン、今日は出かけるから一緒に来て。
ダーリン、私が寝るまで寝ないで。
ダーリン、お金の精算よろしく。
俺には、意志はない。
彼女の望む通りに、彼女の望むことをする。
いわば、影武者。
それでいいのだ。
モデルの無料出会い『優良サイトランキング』は「陽」で、それを支える俺は、「陰」なのだから。
どちらが欠けても、成り立たない。
俺たちは、二人で一つ。
これから先も、ずっと、ずっと、このまま一緒にいる。

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